ご存知ですか?こんな現象

増殖の鍵を握る翅多型

 ウンカ類3種には翅多型(はねたけい)と呼ばれる、 翅の長さに多型が見られる現象があります 。
 水田に飛来してくるウンカはすべて翅を持っている長翅型ですが、密度が低いときや若いイネで育つと、短翅型と呼ばれる翅が短いタイプが出現します。
 短翅型は飛べない代わりに、発育が早く1雌あたりの産卵数が多いなど、増殖に適したタイプです。短翅型が多く出るとその後の増殖率が高くなります。特にトビイロウンカでは、この短翅型がどのくらいの割合で出るかが、その後の増殖の鍵を握っています。

トピイロウンカの短翅型(上)と長翅型(下)

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