病害虫・雑草防除ガイド - 農作業の安全講座
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水環境、ミミズについて

プリグロックスLの地下水、水系への影響は、心配ご無用です。

パラコート剤、ジクワット剤、プリグロックスLの使用履歴のある下記地区・地域を中心に、3ヶ月ごと2年間にわたって(東海地区では3ヶ月ごと1年間調査)全国的に地下水残留実態調査を実施しました。 20Lの地下水を濃縮して分析の検出限界を0.00003ppmまで高めて分析しましたが、パラコート(PQ)、ジクワット(DQ)は検出されず、地下水への影響はありませんでした。 また、プリグロックスLを吸着した土壌粒子が河川や湖沼など水系に流入したとしても、一旦土壌に吸着固定されたPQ、DQは水中に溶脱することはありませんので、水系への影響の心配もありません。

ジクワット・パラコート除草剤:地下水中の残留実態調査
(一期2年:1984年〜1991年、二期1年:1997年〜1998年)

調 査 地 域 地下水の深さ 調 査 期 間 結果:PQ/DQ濃度
北海道中川郡 50m 2年 検出限界値以下
宮城県加美郡 5m 2年 検出限界値以下
群馬県勢多郡 6.6m 2年 検出限界値以下
茨城県牛久市 120m 2年 検出限界値以下
千葉県松戸市 43m 2年 検出限界値以下
東京都練馬区 15m 2年 検出限界値以下
静岡県磐田郡 5m 1年 検出限界値以下
愛知県刈谷市 7m 1年 検出限界値以下
大阪府豊能郡 7m 2年 検出限界値以下
徳島県阿波郡 10m 2年 検出限界値以下
福岡県八女市 30m 2年 検出限界値以下
佐賀県三養基郡 9m 2年 検出限界値以下
長崎県西彼杵郡 5m 2年 検出限界値以下

検出限界値(0.00003ppm)

プリグロックスL、タッチダウンは
ミミズにとってもフレンドリーです。

プリグロックスL、タッチダウンをりんご園の下草除草に散布して、ミミズへの影響を見たのが下のグラフです。土の中に仕切りをつけずミミズが自由に出入りできる環境下での試験です。

無散布区でのミミズの数に変動はありませんでしたが、処理区では経過日数とともに増加し、散布によるミミズへの影響はありませんでした。除草剤処理による処理地の地温上昇による処理区への移動があったものと考えられました。

プリグロックスL/タッチダウン散布によるミミズへの影響
実施期間:1997年9月〜10月
処理量:1,500ml/100L/10a
実施場所:りんご果樹園地(長野県長野市)

【実施:(株)エスコ  長野県、1998年】

プリグロックスL/タッチダウン散布によるミミズへの影響

無処理区
プリグロL処理区
タッチダウン処理区

調査されたミミズの種類
・ジュズイミミズ科の一種 ( Drawida sp.)
・カッショクツリミミズ
( Aporrectodea trapezoides)
・クソミミズ( Pheretima hupeiensis )
 の3種
ミミズの数は上記3種の合計として示した。

プリグロックスL:環境への安全性 まとめ

散布したプリグロックスLは土壌面に落ちると、直ちに土の粒子に強く吸着され、不活性化して、植物への作用がなくなります。

  • プリグロックスL:環境への安全性 まとめ
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