てんさいの根腐病も葉腐病も同時防除できる。おかげで収量も安定するようになったよ。|アミスター20フロアブル

体験レポート

てんさいを手がける北海道の相馬さんにとって、根腐病の効率的な防除が長年の課題でした。アミスター20フロアブルを導入してからはコストダウンと労力の削減を同時に実現されています。

効率の悪さ、効果の不安定さで長年の間、根腐病対策に悪戦苦闘


「今年のビートは豊作だよ」と語るのは、直播栽培で6haのてんさいを手がける北海道の相馬武徳さん。極端な湿害や干ばつもなく、適当に雨が降ったのが豊作の主な要因、と言います。高収量・高品質なてんさいを栽培するためのポイントを相馬さんにお聞きしました。

「まず、肥料を多投しすぎないこと。それと、病害虫防除だね。特に根腐病は要注意。根が腐ると糖度も収量も上がらないでしょ。糖度なんか1度下がるごとに出荷額がどんどん下がるしね。だからきちんと予防しておかないとダメなんだ」。

相馬さんは以前、根腐病対策で500倍液の薬剤を10aあたり200L 、専用アタッチメントをつけたブームスプレイヤーで、てんさいの地際に散布。しかし、防除効果にブレがあること、500倍でコスト高なこと、地際散布で効率が悪いことが問題点でした。「昔は根腐病に効く薬剤自体がほとんどなかったから、20年ぐらいはその500倍の薬剤を使ってたかな。でも、地際散布だから時間がかかって効率が悪いし、専用アタッチメントは高価だし、おまけに効果もいまひとつだったしね」。

以前とくらべて、コストダウン。散布時間も短いから労力的にもラク


そんな相馬さんがアミスター20フロアブル(以下、アミスター20)と出会ったのは3年前のこと。JAや農業改良普及センターからの情報を聞いたのがきっかけでした。

「2000倍液を反あたり100L、通常のスプレイヤーで手軽にまけるって聞いて飛びついたんだ(笑)。コストも安くなったし、地際散布とくらべて散布時間が短くて済むから労力的にラク」。

相馬さんは、6月下旬と7月上旬に1回ずつ、予防的にアミスター20の2000倍液を10aあたり100L、ブームスプレイヤーで散布。根腐病の効率的な防除に成功していらっしゃいます。「以前は、根腐病が抑えきれなかった影響もあって、収量が安定しなかったんだ。だけど、アミスター20にしてからは、根腐病がほとんど出なくなった。おかげで収量も品質も安定するようになったよ」。

以前の防除体系では、根腐病とは別に、葉腐病対象の専用薬剤も散布していた、という相馬さん。アミスター20に替えてからは、葉腐病も同時防除できるので、かなりのコストダウンになっているとのこと。「反あたり6トンが目標だね」とさわやかな笑顔でお話を締めくくってくださいました。

北海道勇払郡安平町 相馬武徳さん

 

 

 

北海道勇払郡安平町 相馬 武徳さん

※掲載内容は取材当日のものです

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