プリグロックスL

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製品体験レポート


麦播種前の薬剤散布で、カラスムギが20分の1に激減。

茨城県下妻市 倉持昌司さん
ご両親とともに小麦40ha(さとのそら)、水稲(コシヒカリ、あきたこまち、一番星)40haを作付。

倉持昌司さん(左)とJA常総ひかりの青木克明さん

倉持昌司さん(左)と
JA常総ひかりの青木克明さん

小麦40haを手がける倉持さん。以前からの課題は、小麦の連作などの要因で増えてきたカラスムギの除草対策です。カラスムギは除草剤での防除が難しく、今までは手で抜いてまわるという人海戦術で対応するしか方法がなかったのだとか。今回は、倉持さんがいかにして小麦圃場のカラスムギを克服したかをご紹介します。

JA管内では小麦のカラスムギが、どのように問題化しているのか。まずJA常総ひかりの青木克明さんに伺います。

(青木さん)カントリーエレベーターの荷受時にグレーダーをかけて選別するんですが、カラスムギの量が多いと網目から抜け切れずに混在してしまい、クレームになるので、荷受をお断りすることもあります。

麦畑のカラスムギがひどかったそうですね。

(倉持さん)3年前までは田植えが終わると3~4人ががりで麦畑のカラスムギを手で抜いて回っていました。1日に2tダンプいっぱいになっちゃうほどひどかったですね。それで、なんとかならないものかと。

  • カラスムギ

    カラスムギ

  • カラスムギの種子

    カラスムギの種子

2017年からプリグロックスLの体系防除を試験されているそうですね。

生えそろったカラスムギ

石灰窒素で発芽したカラスムギ

耕起前に「石灰窒素」を散布すると、圃場で休眠してるカラスムギの種子を発芽させる効果がある。その1ヵ月後の麦播種前にプリグロックスLの100倍液をまいて、生えそろったカラスムギを防除するんです。さらに、播種後は土壌処理除草剤を2回散布(1回目はリベレーターフロアブル、2回目はボクサー)しました。効果はてきめんでしたね。

カラスムギはどの程度抑えられましたか?

プリグロックスLの体系処理により、カラスムギは激減した

プリグロックスLの体系処理により、
カラスムギは激減した

だいぶ減りました。感覚的には以前の20分の1ぐらい。2018年いちばん発生がひどかった圃場も、2019年はちゃんと収穫できました。

プリグロックスLについては、どのような印象をもたれましたか?

散布してから2~3日後には、カラスムギがちゃんと枯れてくれる。12月の気温が低い時期でも、きちんと枯れるので安心ですね。麦畑に落ちているカラスムギのタネの発芽も、プリグロックスLが抑えてくれているんだという期待感がありますね。

  • 体系処理の比較イメージ

    プリグロックスLの体系処理区では雑草がほとんどなく、
    無処理区ではカラスムギなどの雑草が多かった。

石灰窒素のメーカーである片倉コープアグリ(株)の大圃技術主管にも今回の試験について伺いました。

石灰窒素はカラスムギの休眠覚醒効果があるんです。この2年間で、色々な処理パターンに分けて試験をしていただきました。
一番効果が高かったのは、夏場に1回プリグロックスLを散布、秋に石灰窒素、その1ヵ月後の麦播種前にプリグロックスL、小麦1葉期にリベレーターフロアブル3葉期にボクサーを散布という体系処理区でした。

小麦のカラスムギ防除スケジュール

倉持さん、今後の目標をお聞かせください。

来年は土壌改良剤を変えてみるなど、条件を変えて引き続き、プリグロックスLやボクサーの体系処理試験をしていきます。防除が効率化できたら、法人化や規模拡大も視野に入れていきたいですね。

2019年09月現在


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