病害虫防除に関するイベントに、近隣の方々125名が来訪
シンジェンタジャパンの「オープンデイ」

2018/12/27(木)

※一部写真はクリックすると大きい写真をご覧いただけます。

シンジェンタジャパンの技術普及センター(静岡県島田市)、中央研究所(茨城県牛久市)では、年に1回、近隣にお住いの一般の方々や生産者の方々を対象に「オープンデイ」イベントを開催し、野菜や果樹における農薬の紹介や病害虫防除・除草の相談を実施しております。
今回は、去る11月17日(土)に静岡の技術普及センターで開催した「オープンデイ」についてご紹介いたします。

  • 当日は大勢の近隣の方々が訪れ、にぎわった

    当日は大勢の近隣の方々が訪れ、
    にぎわった

  • 当日は大勢の近隣の方々が訪れ、にぎわった

    シンジェンタジャパン
    技術普及センターは
    総面積1.7haにおよぶ


シンジェンタの活動内容を地域の皆さまに公開

静岡の技術普及センターがオープンデイを開催するのは今年で15回目。
例年100名以上の来場客が訪れ、会場がにぎわいます。
去る11月17日も午前のみの開催ではあるものの、農家と一般の方々合わせて125名の来場がありました。
シンジェンタジャパン技術普及センターがある静岡県島田市は、周辺にみかんや静岡茶などの産地を擁することから、それらを作付する農家の皆さまも数多く訪れ、リピーターのお客さまも多いようです。
シンジェンタが日頃どのような活動をしているのかを近隣の方々に広く知っていただくことを目的とした「オープンデイ」。
当日はだいこん・ねぎなどの畑作圃場見学や、病気・害虫・雑草の防除に関する展示・解説、実際の病害虫防除や除草の相談が実施され、お土産としてだいこんやパンジー・ビオラの鉢植えを配布しました。

  • 畑作圃場では、だいこんやねぎの病害虫について防除のノウハウを公開

    畑作圃場では、だいこんやねぎの
    病害虫について防除のノウハウを公開

  • シンジェンタジャパン技術普及センターは総面積1.7haにおよぶ
  • ねぎ圃場では、防除区と無防除区を分けて効果をわかりやすく解説

    ねぎ圃場では、防除区と無防除区を
    分けて効果をわかりやすく解説

わかりやすい展示、ていねいな防除アドバイス

  • かぶの病気の相談に訪れた方に、上手な防除をアドバイス

    かぶの病気の相談に訪れた方に、
    上手な防除をアドバイス

畑作圃場では、シンジェンタのだいこん品種「味いちばん・味いちばん紫」やネギが栽培されており、病害や害虫の生態やそれらに対するシンジェンタ製品による防除効果をボードに掲示、多くの来場客が興味深く圃場を見学していたようです。
病害防除のコーナーでは、病原菌を接種したハクサイ苗に対して、接種前と接種後にそれぞれ殺菌剤を散布した防除効果を比較し、予防散布の重要さを分かりやすく展示しました。
また、害虫防除のコーナーでは、コナガ、アオムシなど葉菜類のチョウ目害虫の実物を種類ごとに展示。
アザミウマ類やダニ類などの微小害虫は、なすの葉に寄生した姿を接写レンズ付きのタブレットで観察できるように工夫が凝らされており、小さな子供さんが楽しみながら自然に触れあう姿がとても印象的でした。
各見学・展示コーナーには、技術普及センターのスタッフが常駐しており、病気や害虫の被害を相談される農家の方や家庭菜園をされている一般の方に対して、できるだけていねいにアドバイスを行いました 。

上手な野菜の病害防除のポイントとは!?

上記の「オープンデイ」にご来場の方々から相談の多かった野菜の病害防除。
冬期はボイラーなどで加温することが多い果菜類のハウス栽培では、内部の温・湿度が高まることから、これから春先に向けての病気の発生が気になる方も多いのではないでしょうか。
病害防除のポイントは大きく分けて2つ。
1つは「病気を発生させない環境づくり」、もう一つは「早めの予防防除」です。
ここでは、それぞれのポイントについてご紹介しましょう。

病気を発生させない環境づくり

1) 感染を防止する
病原菌を遮へいしたり、除去することで作物への感染を低減することができます。
例えば、雨滴による病原菌の拡散を防ぐ「ビニールによる雨よけ」、土からの病原菌の跳ね上がりを防止する「マルチ栽培」などの物理的な遮へい作業が有効。
また、罹病した株を圃場外へ除去する「罹病残渣処理」、病原菌が繁殖する植物・雑草を除去する「中間寄主除去」、病原菌が残りやすい前年度の枯枝を取り除く「枯枝除去」、病原菌を媒介する害虫を除去する「害虫駆除」といった除去作業も病原菌の感染を低減します。

2) 増殖を防止する
栽培環境の調整・工夫や土壌の管理により、病原菌の増殖を抑制することが可能。
具体的には次のような作業が挙げられます。
ハウス内の換気による「湿度制御」、ハウス内の湿度を下げる「温風暖房機の活用」、病原菌の胞子形成を抑制する「紫外線除去フィルムの活用」といった栽培環境の調整や工夫が有効です。
また、土壌微生物が病原菌を抑制する「土壌への有機物施用」など土壌の管理でも病原菌増殖を防止することができます。

3) 生物的防除を行う
「抵抗性品種」の活用によって病害の被害が防止できます。
また、病気にもよりますが、拮抗微生物を利用した「生物防除資材」や亜リン酸・ケイ酸の施用による「抵抗性増強」も有効です。
なすなどウリ科作物の場合には、土壌伝染病に強い台木への「接木」も効果的な手段と言えます。

4)薬剤による防除を行う
薬剤を活用した防除により、病原菌を殺菌したり、植物組織内の増殖を抑制することができます。

  • 病気を発生させない環境づくり

薬剤による病害防除は「早めの予防防除」が効果的

病徴の発生が増えた後に薬剤散布をしても効果が上がらず、薬剤散布を繰り返す……。
そんな経験をお持ちではありませんか?病気が多発してからのタイミングでは、薬剤防除は難しくなります。
また、効果の高い薬剤ばかりに頼って連用を続けると、耐性菌の発達リスクが高まるなど、デメリットも増えることになります。

発病後の病斑拡大防止は困難
病斑が少しだからまだ大丈夫と油断していませんか?多少の病斑でも放置しておくと多数の胞子を形成し、被害が広がってしまいます。
特に、きゅうりやトマトの灰色かび病や、トマトの葉かび病、なすのすすかび病など、春先や秋期にハウス内の湿度が高まる時期では、これらの病気がわずか数日で多発状態になることもあるので注意しましょう。

予防防除の徹底で被害を軽減
病害は、予防防除や早期発見が重要になります。
予防防除を徹底することで、その薬剤の効果が最大限に発揮され、病気を未然に防ぐことができます。
もし、病気が発生しやすい多湿条件下であれば、発病前から浸透移行型の殺菌剤(アミスター20フロアブル、アミスターオプティフロアブル、フォリオゴールド、リドミルゴールドMZ、レーバスフロアブルなど)をローテーションに組み込むようにしましょう。
感染を阻止するだけでなく、すでに感染した病原菌の生育を阻止し、病斑を抑制することができます。
そうすることで病気を未然に防止、または被害が軽微に抑えられ、結果的には高品質な収獲や農業経営改善につながります。

参考文献:シンジェンタジャパン発行「野菜殺菌剤の上手な使い方」をもとに整理・編集。


◎様々な病害から野菜を守る、シンジェンタのおすすめ製品

多彩な野菜の幅広い病害に効果を発揮する
殺菌剤「アミスター20フロアブル」

2成分で耐性菌リスクを低減。幅広い果菜類の病害予防に!
殺菌剤「アミスターオプティフロアブル」

散布後に展開した葉にも効果を発揮。生育初期の防除に最適
殺菌剤「フォリオゴールド」

保護成分マンゼブとの混合剤。疫病・べと病に優れた防除効果
殺菌剤「リドミルゴールドMZ」

速やかにワックス層に吸着し、散布1時間後の雨にも強い
殺菌剤「レーバスフロアブル」

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