アファーム乳剤の特長—虫がでたら迷わず一撃。即戦力の殺虫剤

製品追加情報

害虫防除に高い効果を発揮するアファーム乳剤。アファーム乳剤の特長である「素早い効きめ」と「優れた浸達性/高い安全性」「.老齢幼虫への高い効果」「高い安全性」について詳しくご紹介します。

1.素早い効き目


アファーム乳剤は害虫の神経抑制伝達系に作用する「素早い効きめ」が大きな特長。 散布後、きわめて速やかに殺虫効果を発揮します。また、作物の生育時期を選ばずに 使用できることも魅力のひとつ。害虫の発生に応じて、便利にご使用いただけます。

【ハスモンヨトウに対する防除効果】

ハスモンヨトウに対する防除効果

ハスモンヨトウに対する防除効果

接種3時間後に効果が発現し、6時間後にはすべてのハスモンヨトウが苦悶もしくは死亡しました。

【ハスモンヨトウに対する防除効果試験】

ハスモンヨトウに対する防除効果試験

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

処理日: 1月29日
処理方法: アファーム乳剤(×2000)、A乳剤(×2000)にキャベツ葉を浸漬し、風乾後ハスモンヨトウ3齢幼虫を接種(展着剤加用)
調査方法: 1区10頭3反復。25℃条件下に静置し、接種1・3・6・24時間後に薬剤の影響を受けている虫数を計数し、苦悶+死虫率を算出

コナガに対する防除効果

接種3時間後に90%のコナガに効果が現れ、24時間後にはすべてのコナガが苦悶もしくは死亡しました。

【コナガに対する防除効果試験】

コナガに対する防除効果試験

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

処理日: 1月29日
処理方法: アファーム乳剤(×2000)、A乳剤(×2000)にキャベツ葉を浸漬し、風乾後コナガ3齢幼虫を接種(展着剤加用)
調査方法: 1区10頭3反復。25℃条件下に静置し、接種1・3・6・24時間後に薬剤の影響を受けている虫数を計数し、苦悶+死虫率を算出

2.優れた浸達性


「優れた浸達性/高い安全性」もアファーム乳剤の特長のひとつ。 葉内にしっかりと浸達し、葉裏や葉の中にいる害虫も確実に防除します。

葉表から葉裏に移行するまでの時間

葉裏へ接種した虫へも高い効果を発揮。優れた浸達性が認められました。

【浸達性試験】

浸達性試験

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

処理日: 4月23日
処理方法: 展着剤を加用したエマメクチン安息香酸塩顆粒水和剤(7ppm)をキャベツ葉表に塗布した。
3・6・24時間後にリーフディスクを作成した。ハスモンヨトウ2齢幼虫を葉表と葉裏に接種し、25℃条件下に静置した
調査方法: 接種3日後に死虫数を計数した

3.老齢幼虫への高い効果


アファーム乳剤は、ハスモンヨトウ、タマナギンウワバ、ハイマダラノメイガなどの大型チョウ目害虫において、 「老齢幼虫への高い効果」を示します。

ハスモンヨトウ各齢期に対する防除効果

【ハスモンヨトウ各齢期に対する防除効果試験】

ハスモンヨトウ各齢期に対する防除効果試験

2006年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

処理日: 9月20日 11月29日(齢期別に実施)
処理方法: 展着剤を加用したアファーム乳剤希釈液にかんしょ葉を浸漬し、風乾後ハスモンヨトウ各齢の幼虫を接種
調査方法: 1-4齢は1区10頭3反復、5-6齢は1区5頭4反復。接種3日後に生存虫を計数し、LC50値を算出した

※ LC50…50%の害虫が死亡する濃度のこと。

タマナギンウワバ老齢幼虫に対する防除効果

アファーム乳剤は3齢も5齢も優れた効果を示しました。

【タマナギンウワバ老齢幼虫に対する防除効果試験】

タマナギンウワバ老齢幼虫に対する防除効果試験

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

処理日: 10月27日
処理方法: 「常用濃度×1/2」のアファーム乳剤(×4000)、B顆粒水和剤(×2000)、C顆粒水和剤(×4000)、Dフロアブル(×2000)にキャベツ葉を浸漬し、25℃の条件下に静置した
調査方法: 処理1日後に死虫数を計数し、補正死亡率を算出した

4.高い安全性


【幼苗期はくさいに対する安全性】

ファーム乳剤 希釈率 処理後の日数と薬害程度 薬害状態
2葉期 4葉期
3日後 7日後 14日後 3日後 7日後 14日後
1000倍 なし

-:薬害なし

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

品種: 大福75
処理日: 2葉期(2月24日)、4-5葉期(3月6日)
処理方法: 所定濃度の薬液を手動噴霧器で100m /セルトレイもしくは10ml/ポット散布
調査日: 散布3日・7・14日後
調査方法: 茎葉に対する薬害症状の達観調査

【幼苗期だいこんに対する安全性】

ファーム乳剤 希釈率 処理後の日数と薬害程度 薬害状態
3日後 7日後 14日後
1000倍 なし
500倍 なし

-:薬害なし

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

品種: 耐病総太、夏見の早生3号
処理日: 4月24日
処理方法: 展着剤を加用した所定濃度の薬液を電動噴霧器で100l/10aの水量で散布
調査日: 散布3日・7・14日後
調査方法: 薬害症状の達観調査

【幼苗期キャベツに対する安全性】

ファーム乳剤 希釈率 処理後の日数と薬害程度 薬害状態
3日後 7日後 14日後
1000倍 なし

-:薬害なし

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

品種: 金系201号
処理日: 3月13日
処理方法: 展着剤を加用した所定濃度の薬液を手動噴霧器で100m /セルトレイ散布
調査日: 散布3・7・13日後
調査方法: 茎葉部における薬害症状の達観調査

【幼苗期レタスに対する安全性】

ファーム乳剤 希釈率 処理後の日数と薬害程度 薬害状態
2-3葉期 4-5葉期 9-10葉期
3日後 7日後 14日後 3日後 7日後 14日後 3日後 7日後 14日後
1000倍 なし

2007年 シンジェンタジャパン(株)社内試験

品種: シスコ
処理日: 2-3葉期(2月7日)、4-5葉期(2月20日)、9-10葉期(3月6日)
処理方法: 所定濃度の薬液を手動噴霧器で100ml/セルトレイもしくは10ml/ポット散布
調査日: 散布3・7・14日後
調査方法: 茎葉部における薬害症状の達観調査

5.幅広い適用作物と適用害虫


アファーム乳剤は、60種以上の作物と30種以上の害虫に登録をもち、”殺虫剤の万能選手”として愛され続けています。詳しくは製品情報ページの適用表をご覧ください。

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