クルーザーMAXXの特長-種子処理で強い根を育て、生長を助ける殺虫・殺菌剤

製品追加情報

クルーザーMAXXは、初期の病害虫に幅広く効果を発揮する3つの有効成分を配合。病害や害虫から豆を守ることで、苗立率・初期生育の改善に貢献します。クルーザーMAXXの特長について詳しくご紹介します。

寒冷地や水田転換畑のだいず・えだまめ・あずきの収量・品質向上への第一歩は苗立率と初期生育の改善から


豆の害虫防除に革命を起こした種子処理剤クルーザーは、新たに殺菌成分が加わって、「クルーザーMAXX」へと進化を遂げました。豆は初期生育でつまずくと高収量が見こめない作物。生育初期の過湿や低温といったストレス条件下では、病害虫の攻撃によるダメージが品質・収量を大きく左右します。

クルーザーMAXXは、初期の病害虫に幅広く効果を発揮する3つの有効成分を配合。病害や害虫から豆を守ることで、苗立率・初期生育の改善に貢献します。

クルーザーMAXXの特長

  • 種子処理1回で約1ヵ月間、病害虫の攻撃から豆を守ります。
  •  殺虫成分がアブラムシ類、タネバエ、ネキリムシ類、フタスジヒメハムシを防除。
  •  2種類の殺菌成分が、茎疫病、苗立枯病(ピシウム菌)、リゾクトニア根腐病、紫斑病を予防。
  • 種子処理だから天候に左右されず、防除適期を逃がさない。
  • フロアブル製剤なので、いやな臭い、粉立ちがなく安心。
  • 高品質で収量が安定した大豆づくりに貢献し、防除作業も軽減。

【クルーザーMAXXでの防除】

クルーザーMAXXでの防除

「苗立率・初期生育の改善」が、寒冷地や水田転換畑の大豆・えだまめづくりをサポートします


クルーザーMAXXは、従来製品の殺虫成分「チアメトキサム」に加え、浸透移行性に優れる「メタラキシルM」、種子周辺にとどまり長期間病原菌を抑える「フルジオキソニル」といった2つの殺菌成分を配合しました。種子に直接処理するので、播種後約1ヵ月間、切れ目なく、防除効果が持続。低温や過湿といったストレスにより被害を受けやすい諸病害虫から豆を守り、苗立率・初期生育の向上に貢献します。

主な適用病害虫

茎疫病、苗立枯病(ピシウム菌)、リゾクトニア根腐病、紫斑病、ジャガイモヒゲナガアブラムシ、タネバエ、フタスジヒメハムシ、ネキリムシ(カブラヤガ)

低温・過湿条件下では作物の生理活性が低下し、立枯性病害にもかかりやすくなります

クルーザーMAXXは過湿条件下で問題となる茎疫病や苗立枯病(ピシウム菌)などの病害から大豆を守ります。病原菌の感染を防ぐことで、苗立率向上および良好な初期生育をもたらします。苗立率が向上するとともに、生育が旺盛になります。

【湿田状態(地下水位4cm)での生育の違い(播種後36日)】

湿田状態(地下水位4cm)での生育の違い(播種後36日)

【排水不良田での苗立率】

排水不良田での苗立率

【ご使用にあたっての注意】

  • 病害虫防除効果により、苗立率が上がる場合が多く、播種量が多すぎると過密による徒長で、倒伏リスクが高くなることがあります。発芽率が高い種子では十分注意してください。   
  • 種子の急激な吸水や極端な酸欠による未発芽を抑制する効果はないので、排水対策を心がけてください。
  • 播種後、降雨がなく土壌が極端に乾燥する状況が何日も続く場合で、元来発芽率が低い種子や裂皮性が悪い種子を使用する場合は、発芽率が低下することがあるため、十分注意してください。
     

病原菌からのストレスによって根が浅くなると、夏の干ばつに弱くなります


クルーザーMAXXの殺菌成分が、根部を病原菌の感染から保護します。豊かで活力のある根部を形成し、干ばつ耐性が向上します。

以下は水田転換畑における根の状態(えだまめ収穫期)の比較です。クルーザーMAXXを使用したえだまめは主根が長く、分岐根も多くなりました。

※シンジェンタジャパン社内試験 品種:白山

【無処理】

無処理

【クルーザーMAXX】

クルーザーMAXX

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