「とうがらし類」の病害とユニフォーム粒剤の防除効果
疫病の病原菌は、卵胞子として圃場の土壌に残存し、伝染源となります。ここではとうがらし類の疫病に対するユニフォーム粒剤の防除効果と上手な使い方についてご紹介します。
とうがらし類の疫病の予防策
疫病の病原菌は、卵胞子として圃場の土壌に残存し、伝染源となります。露地栽培では梅雨の後半から9月、10月ごろに多発生。苗の場合、地際部が暗褐色で水浸状に柔らかくなり萎れてしまいます。 葉や果実では暗緑色、水浸状の斑点が生じ、病斑が大きくなると白粉状のかびを生じます。
予防策としては、土壌湿度が高い場所は高畝にして浅植えにすること、敷きワラで土壌からの雨の跳ね上げによる感染を防ぐ、連作を避けて他の作物と輪作をするなどがあります。また、ハウス栽培では、過湿にならないように水管理に注意しましょう。
【ユニフォーム粒剤の疫病への防除効果】
ユニフォーム粒剤の上手な使い方
初発生を見たらただちにユニフォーム粒剤を株元散布。疫病は十分な土壌水分と25~30℃の比較的高温条件で多発するので、予防散布を行いましょう。
【ユニフォーム粒剤の散布タイミング】