「産地で聞いた!」イイ話

関東の百貨店などでリピーター続出。高値取引のブランドかぼちゃ「栗マロン」。

2016.08掲載


JAそらち南 販売部 青果課の葛巻 悠さん(左)と佐川 誠さん(右)、
栗山町栗マロン研究会の井波俊一会長(中央)

種子ばれいしょの移出量日本一の産地としても知られるJAそらち南。
人気のブランドかぼちゃ「栗マロン」は、関東の百貨店で1個2千円の値がつくほどの高品質かぼちゃです。
今回は、かぼちゃなどの取り組みについてJAそらち南販売部青果課の佐川誠さん、栗山町栗マロン研究会の井波俊一会長、同JAアスパラガス部会の大坪竜樹さんにお話を伺いました。

かぼちゃ栽培にはどのぐらいの歴史があるのでしょうか。

佐川さん

当JA管内では産地として30年ほど前からかぼちゃを手がけてきました。
作付面積は約90ha、JAそらち南南瓜振興会に46名、栗山町栗マロン研究会に28名の生産者の方々が所属し、日々かぼちゃ生産に取り組んでいます。
特にブランドかぼちゃ「栗マロン」に関しては、栽培管理の試行錯誤を重ねた結果、エンドユーザーの方々に食味を評価していただき、リピーターが定着するようになりました。

「栗マロン」の特長などについて教えていただけますか。

佐川さん

当管内で栽培される「栗マロン」は、栗のように甘く、ホクホク感のある高品質なかぼちゃ。
主に関東の百貨店向けに出荷していますが、1個2千円の値がつくこともある
高級ブランドです。
手間ひまをかけてつくることで、通常のかぼちゃよりも糖度が高く食味に優れたかぼちゃに仕上げます。

「栗マロン」の栽培のポイントについてはいかがですか。

井波会長

まず、直播せずにポット育苗で2.5葉期までていねいに育ててから本圃に定植します。
また、すいかづくりと同様に、一本のつるに1〜2個しか実らないように他は間引いてしまうことで、栄養分を集中させて糖度を高めています
そのほかにも、ホクホク感の元となるでんぷんが完全に糖化してしまわないように収穫時期を見極めたり、収穫後はキュアリングと呼ばれる風乾作業を7〜10日程度行ったりしなければいけません。
また、当JA管内のかぼちゃは露地栽培でも、ミツバチの自然授粉によりまんべんなく授粉させることで、高品質につなげています。

「栗マロン」のブランドはどのようにPRされていますか。

佐川さん

10年以上前から、百貨店店頭での試食販売を行うほか、テレビや新聞ではたびたび「栗マロン」を取り上げていただきました。
また、兵庫県神戸市には栗マロンを食材にした惣菜専門ショップがあり、栗マロンの認知度は年々高まっています。

かぼちゃ以外の農産物では、どのようなものがありますか。

佐川さん

他府県向けの種子ばれいしょは日本一の移出量です。
作付面積では、メロンが南空知で2位、水稲と長ねぎは3位です。
また、アスパラガスもハウスを中心に3.4haほど手がけており、甘みがあり太く食感が柔らかいのが特長です。

病害虫防除への取り組みについてはいかがですか。

井波会長

栗マロンは化学農薬の使用成分数が3回までの特別栽培農産物ですが、アザミウマの発生が多いときには、アファーム乳剤を使うようにしています。
速効性と信頼感がありますからね。
大坪さん アスパラガスでは、生育初期の茎枯病予防にアミスター20フロアブルを使っています。
予防効果が高いのでうちでは定番ですね。

大坪さんのハウスで育ったグリーンアスパラガス(左)、ホワイトアスパラガス(右)。

大坪さんのハウスで育ったグリーンアスパラガス(左)、ホワイトアスパラガス(右)。

 

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