「産地で聞いた!」イイ話

3年連続、特Aランクを取得。琵琶湖の水質保全を背景に環境にこだわった「みずかがみ」

2018.05掲載

琵琶湖のほとりにある近畿一の米どころJAグリーン近江。
水稲面積は全体で12500ha、地域ごとに計15の水稲部会があるそうです。
主要品種は、みずかがみ、コシヒカリ、キヌヒカリ、日本晴、秋の詩など。
なかでも滋賀県のブランド米「みずかがみ」には作付面積が県内の3分の1以上を占めるほど注力していらっしゃいます。
このブランド米について、同JA管内にお話を伺います。

特Aランクに輝く高温耐性品種

新品種「みずかがみ」は、平成25年から作付がスタートした滋賀県のオリジナルブランド米。
高温耐性品種であることから一等米比率が高く、良食味で冷めても美味しいという特徴があり、8月下旬に収穫を迎える早生品種です。

「平成27年から3年連続で日本穀物検定協会の特Aランクを取得しており、米卸など取引先からは多くの引き合いがあります」と話すのはJAグリーン近江営農事業部農産販売促進課の荒居政浩課長。

同JA管内では「みずかがみ」を900ha以上作付されており、そのほとんどが特別栽培米。
化学肥料・化学農薬の使用成分数は滋賀県が推進する『環境こだわり農産物』に基づいているそうです。
そこで特栽米比率の高さの理由を同JA営農事業部営農振興課の小澤清典課長にお聞きしました。

「滋賀県は琵琶湖の水質を保全するために、以前から環境保全への意識が高い。だから、県の水稲は慣行栽培でも14成分とかなり少なく、特栽米はさらにその半分の7成分以下なんです」。

デジタルコラトップアクタラ箱粒剤がみずかがみ特栽米づくりに貢献

同JAでは6次産業化も積極的に推進。
みずかがみブランド展開による「パックごはん」「う米チップス」「牛めしセット」などを販売していらっしゃいます。
また、パックごはんを国内大手スーパーで販売するほか、台湾や上海の百貨店向けに輸出したり、「みずかがみ」の白米のヨーロッパ向け輸出も手がけられているそうです。
同JA管内の「みずかがみ」特栽米では、デジタルコラトップアクタラ箱粒剤を箱処理剤として採用
その環境保全性や防除効果によって、みずかがみ特栽米の品質向上に貢献しています。

環境に対する安全性が高いことや、穂いもちまで抑えてくれる残効の長さが、みずかがみの生育ステージとマッチしているんです」と小澤課長から高い評価をいただきました。

今後はみずかがみ以外の品種の特栽米比率向上、6次産業へのさらなる注力などを通じて「生産者の所得向上、お米の消費拡大に貢献したい」と話す小澤課長のまなざしは、農業の行く末を見つめていらっしゃいます。

 

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