「産地で聞いた!」イイ話

徹底した品質管理により市場から厚い信頼を寄せられるJAえんゆうの「ブロッコリー」。

2018.10掲載

平成11年に「上湧別町農業協同組合」と「遠軽町農業協同組合」が合併し、それぞれの地名を取り誕生した「JAえんゆう」。
肥沃な大地にはさまざまな農作物が実ります。
その中でもブロッコリーは、昭和60年に発足した「野菜研究会」により、地域に適した新規作物として白羽の矢が立ちました。
「もっこりーず」というブランド名で出荷されるブロッコリーの取り組みについて、ブロッコリー生産組合の平野寿雄組合長にお話を伺いました。

収穫は朝の4時から。市場までの温度管理を徹底

JAえんゆうのブロッコリーは、昭和63年に『もっこりーず』というネーミングでブランド化され、道内および関東への出荷が始まりました。
現在の作付面積は23ha、年間出荷量は35000ケース。
最盛期に比べ規模は減少傾向にあるものの、出荷先からは揺るぎない信頼を得ています。
理由は、徹底した品質管理。
とくにこだわっているのがコールドチェーンです。

「ブロッコリーは熱に弱いので、収穫してから市場へ届けるまで、いかに低温を維持できるかが品質を左右します。だから、収穫は気温が上がる前の4時から始め、採ったブロッコリーはすぐに予冷庫へ。そして、出荷の際は発泡スチロールの箱にブロッコリーが見えなくなるまで氷を詰め込み、関東の市場で開封されるときまでしっかりと氷が残るよう配慮しています」。

平野組合長曰く、大量に氷を詰め込まないと関東へ到着するまでの数日間で大方の氷が溶け、品質を維持できないのだとか。

「おかげさまで、市場にブロッコリーを買い付けにくるバイヤーの方々からは『わざわざ開けて見なくても大丈夫。もっこりーずなら買うよ』と言っていただけるほどの信頼を得ています」と胸を張ります。

収穫3日前まで使えるから時期を選ばずに使えます

品質へのこだわりはそれだけではありません。
高品質なブロッコリーを安定して生産できるよう、病害虫防除も組合内で統一し、徹底されています。

「かつてはコナガが多発生したこともありますし、ヨトウムシは花蕾に潜り込むので非常に厄介。その対策に長年重宝しているのがアファーム乳剤です」。

昔からブロッコリーを生産している農家であれば、ほぼ使用しているというアファーム乳剤。
平野組合長も発売と同時に使い始め、現在まで在庫を切らしたことがないといいます。

「収穫の1週間前まで使える剤はいろいろあるけれど、3日前まで使える殺虫剤がなかなかないんですよね。ちょっと虫が出てきたかな?というときに収穫直前まで使えて、しかも確実に密度を減らしてくれる。助かりますよ」と、笑顔を見せてくれました。

 

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殺虫剤「アファーム乳剤

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