「産地で聞いた!」イイ話

しっとりとした食感と甘さが人気。
苗づくりにこだわったJA種子屋久の「安納いも」。

2018.10掲載

古くは鉄砲伝来の地、近代では衛星打ち上げ基地としても知られる鹿児島県の種子島。
戦後に安納地区で栽培され始めたのが安納いもの始まりと言われており、平成10年には「安納紅」「安納こがね」が品種登録され、15年前ごろから本格的な出荷が始まりました。
県内外で消費者から高い人気を誇るブランド「安納いも」への取り組みについて、JA種子屋久の西之表支所中里竜太係長と青果用さつまいも部会員の梶原敏夫さんにお話を伺いました。

「安納いも」のルーツはインドネシアのスマトラ島にあった!?

安納いものルーツは、第二次大戦後に兵士がスマトラ島から持ち帰ったいもの苗を種子島で栽培したのがはじまりだそうです。
ねっとりとした食感と糖度の高さが特徴で、焼きいもやふかしいもに向いているブランドかんしょ「安納いも」。
収穫後に最低でも1ヵ月以上貯蔵庫で寝かせることで15~16度まで糖度を高めて出荷されます。
栽培のポイントについてJA種子屋久の中里係長はこう言います。

「安納いもは、農協でウイルスフリー化したバイオ苗を、生産者が育苗・増殖してから本圃に植え付けしています。バイオ苗は通常の苗よりもコスト高なのですが、品質と収量の安定化ひいては産地としての品質統一のためにこだわっている部分です」。

安納いも1.7haやばれいしょなどを手がける青果用さつまいも部会員の梶原敏夫さんは、「育苗時期は1〜2月なので気温が低く、苗の伸びにくい状況にあるので、トンネルを二重にしたり苦労が絶えません」とお話しくださいました。

プリグロックスLとデュアールゴールドが安納いもの品質向上に貢献

そんな安納いもの品質を守っているもう一つの存在がありました。
いもと養分競合することでいもの生育を阻害し、害虫の温床にもなるうね間の雑草の防除です。
梶原さんは長年にわたり、圃場のうね間除草にプリグロックスLを愛用
されているのだとか。

「植付後1〜2ヵ月の間にプリグロックスLを1〜2回、動噴でうね間に散布しています。1回目の散布はプリグロックスLとデュアールゴールドを同時施用することが多いですね。プリグロックスLは、春先の気温が低い時でもメヒシバやツユクサがよく枯れるので安心です。また、デュアールゴールドは、長期間雑草を抑えてくれている印象。ばれいしょにも使えるので重宝してます」と梶原さん。

今後も高品質な安納いもで産地を盛り上げたいと言います。
JA種子屋久では、安納いもをはじめとする全品目で鹿児島県の農林水産物認証制度「K-GAP」や「JGAP」の取得を推進中。
安納いものさらなるブランド価値創造に余念がありません。

 

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