「産地で聞いた!」イイ話

新規就農研修センターを立ち上げ、かんきつ産地のさらなる活性化をめざす。

2018.10掲載

ブランドかんきつ「紅まどんな」最大の産地、JAえひめ中央では、中晩柑の紅まどんなや甘平といった人気の高級品種をはじめ、温州みかん、伊予柑、デコポン、はれひめ、せとかなど多様なかんきつを手がけていらっしゃいます。
同JAでは平成27年度に「新規就農研修センター」を新設。
県内外から募集した新規就農者の研修や実際の営農までをサポートする活動を展開されているそうです。
夏の日差しが降り注ぐ猛暑の中、同JA新規就農研修センターの髙木真司センター長代理と研修生の皆さまにお話を伺いました。

「新規就農研修センター」では、どのような活動をされていますか。

髙木センター長代理

近年は高齢化による生産者の離農率が高く、耕作放棄地も毎年増え続けています。
そんな状況に歯止めをかけ、産地の維持・活性化を図るために、当JAでは新規就農研修センターを新設し、研修生にかんきつの栽培管理や防除など就農までの2年間研修を行っています。
東京などの大都市で開催しているリクルートフェアで募集をするので、沖縄、青森、広島など愛媛県以外からも研修生が集まります。
現在、果樹部門の研修生は12名、平均年齢34歳で非農家出身の方が多い傾向にありますね。
「JAの販売力があり、収入が計算しやすいから、農業に取り組みやすい」といった研修生の声がよく聞かれます

卒業後、実際に就農して上手に営農するコツは何ですか。

髙木センター長代理

夫婦二人で就農し、1.3ha程度のかんきつ園を手がけるのが営農しやすい規模だと思います。
土壌など圃場条件によっても異なりますが、品種は宮内いよかんを主力に、はれひめ、紅まどんな、甘平、せとか、カラマンダリンを組み合わせて11月から5月まで収穫するのがモデルケースです。
農業機械購入についても愛媛県から半額助成されるので、初期投資の負担も軽減されます。

研修生の皆さまは、どのような感想をお持ちですか。

髙木センター長代理

「傾斜地なので夏場の作業は暑いけど、つらいと思ったことはない」という感想をのべる研修生が多いのは、愛媛農業の魅力が苦労を上回っているからだと思います。
また、夏場はもちろん、月1回の除草作業も研修生の仕事。
研修圃場では、傾斜地にプリグロックスLを動噴で散布していますが、効果が速く、雨にも強いのが魅力です。
根まで浸透移行しないので、かんきつの株元の雑草にも安心して散布できます。

今後はどのような研修センターをめざしますか。

髙木センター長代理

今まで17人の卒業生が巣立って管内で活躍していますが、そうした卒業生たちが定期的に集まってコミュニケーションをとりあうような関係性ができて、ひいては産地が活性化するようなサポートができると良いですね。

 

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除草剤「プリグロックスL

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